PHPMatsuriの楽しさは参加者自身です
参加者の写真やブログも公開されてきてまだまだ熱気が醒めやらない感じですが今年のPHP Matsuriが無事に終りました。あまりにも多くの事が頭を巡っているのですが、特に大きいものをいくつかまとめて書こうと思います。
Epic Sax Guy
参加された方で来日したGarrettの人柄とEpic Sax Guyが印象に残っていない人は皆無なのではないでしょうか。強烈に明るくオープンでひょうきんな彼のキャラクターはハッカソンの空気を支配していましたね。前回はLithiumの機能についての評判を多く耳にしましたが、今回は逆にLithiumをGarrettの人柄の話題が食っていた気がします。最新のフレームワークの機能やツールは確かに魅力的ですがそれ以上に魅力的なのはその人自身なのではと彼に会ってから感じています。そして毎日数時間はEpic Sax Guyを聞いてしまうわけです。
言葉では伝わらない体験
今年は昨年よりもさらに増えて総勢で90名を越える規模でのハッカソンになりました。初めての参加者の方も居ましたが多くの方から聞いたのが「どういうイベントなのかよくわからなかった」というものです。2年連続の参加となるSioさんも誤解していたようにハッカソンとはどういう雰囲気なのかを言葉で伝えるのは難しい所があります。
朝のあいさつでも話しましたがPHPMatsuriはヤフーが開催しているOpen Hack Day(現在は Hack Uに改名された模様)をコピーしたイベントです。画像やビデオ、文章などのさまざまな手段では伝わらない楽しさを伝える為に自分たちで開催してしまおうと思ったのがきっかけです。
実際にスタッフの1人である@shin1x1さんも「2日目のデモ発表の時間になってみてこういうイベントだったのかとわかった」と言っていました。参加者のレポートから漂う謎の熱気を理解したい方は実際に参加する事が唯一の方法なのだと思います。
参加者の力
豪華ゲストによる講演や忍者軍団、スイーツ、ワークショップと企画が目白押しですが、PHPMatsuriの本当の目玉コンテンツは参加者の皆さん自身です。参加した方それぞれが感じた楽しさは参加者が実際に開発した発表した体験そのものが中心になっていると思います。参加したけれど発表をしなかった方が「次回は発表する」と強く思う人が多いのも周囲を見ていてそれを感じているからではないでしょうか。
今年も@sizuhikoさんをはじめとしたスタッフの献身的な努力で無事にイベントを終える事ができました。まだ余韻に浸っている段階ですが今後も参加者自身の活動が中心となるハッカソン形式のイベントをさらに幅を広げて行って行きたいと思います。
参加者の皆さん、スタッフの皆さんお疲れさまでした!
※写真は@koyhogeさんと@suzukiさんのFlickrから引用しています。素晴らしい写真をありがとうございます!