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PHPフレームワークSymfonyの公式イベント、Symfony Liveに参加する為にサンフランシスコに来ています。カンファレンスのセッションは明後日の火曜日からですが、昨日今日と開催されたハックデイにも延べ50人近いユーザーが集まり活発に交流していました。

参加者層

http://twitter.com/#!/notjosh/status/34413777751515136
ハックデイには両日ともに20名ほどの参加者が参加し、僕が見聞きした範囲では参加者はアメリカ、カナダ、オーストラリア、コロンビア、ドイツ、ベルギー、オランダ、フランスとかなり多彩です。見た目だけではどこから来たのかの判別は出来ないので「Where do you come from?」から始まって名前を聞き、TwitterやFacebookのアカウントを聞くという会話を何度もしました。なんとなくの感想ですが、欧米のユーザーに比べると日本人はツイートが多すぎるような気がします。日本では起きたとか病院に行ったとかをいちいちツイートする人がけっこう居るという話をしたらわりとウケました。またファビアンとはフランス語で会話している人も多かったですね。ちなみに彼の会社は求人中だそうです。外国人でも構わないそうですが、フランス語が必須との事。

参加者の話題はSymfony2

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作業時間はほとんどのユーザーがSymfony2のsandboxを使って何かを開発していました。今回のハックデイには残念ながら発表タイムなどは無かったのですが、Formが動かないとかBundleが動かないとかあれやこれやと話し合いながら各自が作業をしていました。ファビアンはマージリクエストが無いといって悠々自適。ダスティンはハッカソンのオーガナイズで忙しい様子でした。

Symfony2に触れるにはSandboxとBundle


僕自身もOAuth認証のBundleを使ったアプリをチュートリアルを見ながら作っていましたが、Bundleの導入の為にコードの変更と設定ファイルの変更が必要になり期待した所までは到達しませんでした。(定義しなければいけないメソッドの追加、禁止された設定ファイルの項目などの影響)
全世界のユーザーの注目を集めていると思われるSymfony2ですが、現状は大きな変更が行われる事も多くすでに公開されているバンドル(プラグインに変わるコードの共有方法)が導入しても動かないという事が頻繁に発生します。ドキュメントも用意されていますが、実装との差分が出ている部分もあるので今の時点で覚えたノウハウは間もなく消え去ってしまう可能性も高そうです。なおSymfony1ユーザー向けの紹介としてはこのページに情報がまとまっているのでなんとなく見ておきたい場合はここを見ると良いでしょう。いずれにせよ3月に予定されているアルファ版以降、段階的に安定性とドキュメントが充実しそうです。

カンファレンス開始後に今回のカンファレンスのオープニングスピーカーを務めるダスティンのインタビューを撮影する予定です。無事に撮影が出来ればなるべく早くに公開しようと思います。

日本から弾丸スケジュールで来た@cocoitibanさんもブログを更新していました。
symfony live 一日目