Kindle3は発売日に買ったのですが、待てど暮らせど日本語の書籍が販売される気配がありません。幸い、ニューヨークには紀伊国屋書店などがあるのでまるで日本の本屋のような品揃えで本が買えますが。価格が文庫本でも9ドル45セントと気軽に購入するにはかなり高い値段です、また引っ越しや住宅事情の関係もありコレクションを増やしすぎるのも考えものです。(ジョジョ全巻を日本から送るべきかどうかかなり悩んでいた同僚がいます)
Kindleの日本展開が近いという噂もありましたが、amazon.co.jpの求人情報を見ると日本でのKindle担当のシニアマネージャーの採用をしているようです。となると実際にコンテンツが販売されるまでの期間は(お察しください)といった感じですよね。。。

実は日本語での電子書籍自体はパブリやパピレス、楽天といったストアで売られており古くからザウルスなどでは読む事が出来たようです。値段的には実際の書籍とほぼ同等かやや安いくらいの価格帯が多いです。つまり海外在住社にとっては格段に割安でしかも場所を取りません。そしてSony ReaderならKindeと同じく電子ペーパー端末でこれらの書籍コンテンツを読む事が出来ます。という事で日本版のSony Redaerを購入しました。購入に踏み切るに至ったポイントは下記のような点です。

  • 専用のコンテンツ転送ソフトはWindows用だが、MacでもXMDFやepubの書籍、pdfの転送は可能
  • ソニー公式のストアの書籍以外にも一般的なサイトで販売されているXMDFが読める
  • 一般的なサイトで販売されているドットブックもそのうち読めるようになるらしい
  • 端末は文庫本サイズで小さく、タッチインターフェースでページめくりも早い

Kindleで無事に日本語の書籍(XMDFなど)が読めるようになれば用済みになる可能性もありますが、それを待つよりも今読みたい本を読む事を優先してみました。ということで無事に日本語の電子書籍を楽しめる環境が出来てとても満足です。WiFiが無いなどでDisられていましたが、日本語の電子書籍をとにかく読みたい人には悪くないデバイスだと思います。

あと電子書籍をどのフォーマットで買い集めて行くかは完全に賭けですね。セガ製ゲームハードやレーザーディスクで悲しい目を見て来たので今回も悲しい目を見る覚悟は決めました。寂しいので覚悟を決めてXMDFやドットブックを買いあさる人が増えると心強いです。
興味を持った方はまとめWikiを見ると情報がまとまっていておすすめです。