designall.dll

最も軽量で拡張性に優れたフレームワーク、Lithiumのバージョン0.5がリリースされました。1.0リリースに向けて折り返し地点と言った所ですね。リリースの速度が速すぎて翻訳する方もちょっと大変ですが、喜ばしいニュースですのでお伝えしたいと思います。

原文

http://rad-dev.org/lithium/wiki/blog/Lithium_0_5_half_way_there

Lithium 0.5, half way there.

Lithiumチームはバージョン0.5のリリースを喜んでお知らせします

バージョン番号から見ると、我々はLithiumの最初の安定版に向けた折り返し地点にいます。Lithiumチームは着実な3週間毎のリリースを続けます。またイテレーション・フライデーが助けになるでしょう。

このリリースにはいくつかの新機能が含まれます:

  • apps/plugins/extensions を管理するライブラリコマンド
  • モデル、コントローラー、テストをコード生成する為のコマンド
  • 一般的な利用の為の国際化されたバリデータ
  • 柔軟性とメンテナンス性向上の為のブートストラップの整理
  • アダプタ化可能な認証API
  • ビューエレメントのレンダリング
  • 更なるドキュメント
  • 更なるテスト

Lithiumは実際のところかなり安定していていくつかのエキサイティングな機能を含んでいます。MongoDBかCouchDBを使ってアプリケーションを開発する準備は出来ています。しかしあなたがORマッパを必要としているなら、Doctrine用のプラグインがあります。あるいはLithium上で実装されるリリースまで待たなければいけません。エクステンションやヘルパーの作成は本当にシンプルで他のフレームワークからの移植すらも簡単にできます。createコマンドを使ってコード生成をすれば開発を素早く立ち上げられるでしょう。

Lithiumチームは0.5と合わせてその他の更新をお知らせします

  • 私たちは新居を見つけました: http://lithify.me
  • lab.lithify.meのプレリリース。LaboratoryとLibraryコマンドはLithiumをプラグインを通じて拡張するという目的の一部です。 li3_lab プラグインによってサーバーから提供されるプラグイン・エクステンションを統合し、アプリケーション間でのコードの再利用と共有を容易にします。Libraryコマンドはアプリケーションやプラグインを圧縮・展開出来ます。またプロジェクトを始める為の基本となるアーカイブも添付しました。詳細は li3 help Library でご覧ください。

Lithiumワールドの動きは速く、さらに力強くなっていきます。お見逃しなく!
~gwoo

---訳ここまで

Lithiumのリリースが3週間毎であることが明言されました。これは前回紹介したイテレーション・フライデーで開発が着実に進んでいるとみてよいでしょう。RDBを利用するのであればDoctrineを利用するのが良いですが、MongoDBやCouchDBを使ってアプリケーションを開発するのであれば問題はないようです。実際に開発チームが運用しているアプリケーションはMongoDBやCouchDBばかりなので安定度が高まるのも当然と言えます。コードの圧縮展開などを実現するコマンドラインの進歩も目覚ましいですね。

次回のリリースは2/15ということで、試すのであればお早目に!