Lithium0.9.5リリースノート(和訳)

5月 23, 2010 by yandod · Leave a Comment 

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順調に進化を続けるLithiumから例外的に0.9.5がリリースされました。今回も多くの新機能がアナウンスされています。

原文

http://rad-dev.org/lithium/wiki/blog/Lithium-0-9-5-Dont-Stop-Till-You-Get-Enough

Lithium0.9.5:止まるにはまだ早い

0.9から1週間半が経ち、Lithiumチームはバージョン0.9.5をアナウンスします。本来のリリーススケジュールに予定されていませんが、今週非常に多くの事を達成したので中間のリリースを行うことにしました。これによりコミュニティの開発者は以下の優れた機能を試す事ができます。

HTTP Auth Adapter:HTTP認証を検証できるようにする`Auth`アダプタが追加されました。`Form`アダプタと同時に利用する事もできます。標準的なログインによる同一の資格情報を持ったWEBサービスへのリクエストを認証できます。(Twitterのクライアントのような例を想定してください)

再設計されたロガーAPI:我々の最初の(そしておそらく最後の)メジャーな後方互換性の無い変更です。より直感的なインターフェースを提供する為にロガーAPIを再設計しました。設定名の代わりに優先度を指定し、それぞれの優先度に対して一つのアダプタを指定します。それぞれの設定は任意の名前を付ける事ができ、priorityキーでどの優先度にアダプタが応答するかを指定します。この柔軟性により重要度の高いメッセージを複数のログに残せます。[Logger APIドキュメント]をご覧ください。

Growlロガーアダプタ:再設計されたロガーAPIともにMax OSXでポピュラーな通知システム、Growlへのアダプタもリリースされました。(オリジナルの実装者はSean Coates)。リリースされたバージョンは、最初から外部に依存関係が無いように書き直され、高速開発に大きな助けになります。

モデル初期化処理のリファクタリング:モデルクラスの初期化処理がリファクタリングされ、大幅に合理化されました。これによりモデルクラスは`lithium\data\Model`を継承したいくつかの基底クラスを継承できます。またクラスは任意のプロパティを継承します。

リードスルーキャッシュ:通常のキャッシュ処理は2つのステップで行われます。指定されたキーを元にキャッシュが存在するかを確認し、存在しない場合はキャッシュする為の処理を行い結果をキャッシュに書き込みます。リードスルーキャッシュはこのプロセスをより直感的にします。次のコードを例を考えます:

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$id = $this->request->id;
$user = Cache::read("storage", "user.{$id}", array('write' => function() use ($id) {
    return array('+2 days' => serialize(User::find($id)->data()));
}));

キャッシュキーが存在しない場合は、渡された関数が呼び出され返されたデータは、キーに保存され、返す値のarrayのキーキャッシュの有効期限として使用します。このインターフェイスを使用して、キャッシュのチェックとセットを1度の処理で行えます。

ベンダライブラリのための新しいソース管理:我々は、デフォルト配布用に2つのディレクトリを追加しました:`libraries/ _source`と`app/libraries/_source`です。これらのディレクトリはあなたが外部のライブラリをコピーするかチェックアウトし、より簡単にアプリケーションと同期させる為に作られました。外部ライブラリを`_source`ディレクトリに配置した後、実際にソースコードを含むディレクトリを`libraries`ディレクトリとしてsymlinkできます。
たとえば、私はアプリケーション内でいくつかのPEARクラスを利用しています。私の現在の設定は次のようになります:

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Libraries::add("PEAR", array(
    "prefix" => false,
    "includePath" => true,
    'path' => LITHIUM_LIBRARY_PATH . "/PEAR/pear/php",
    "transform" => function($class) { return str_replace("_", "/", $class) . ".php"; }
));

実際のPEARのソースコードは`PEAR/pear/php`内にネストされています。これは醜いです。その代わりに、`PEAR`ディレクトリを`app/libraries/_source`の中に移動し、`app/libraries/_source/PEAR/pear/php`から`app/libraries/PEAR`へのsymlinkを追加しました。これで設定を下記のようにシンプルに変更できます:

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Libraries::add("PEAR", array(
    "prefix" => false,
    "includePath" => true,
    "transform" => function($class) { return str_replace("_", "/", $class) . ".php"; }
));

PHP 5.3の標準的なネーミングに従っているライブラリの場合は、その差はさらに歴然です。例えば、PEAR2の場合はシンプルに

Libraries::add('PEAR2');

とするだけでインポートできます。
この規約によって複数のバージョンのライブラリをsymlinkの切り替えだけで透過的に変更できるというメリットもあります。この規約は、Paul M. JonesSolarPHPプロジェクトに触発されました。

MongoDB条件演算子:我々はMongoDBのネイティブなクエリ演算子を常にサポートしてきました。さらにSQLスタイルのクエリ演算子のサポートを追加しました。標準クエリの構文を使用する例:

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Article::find('all', array('conditions' => array(
    'expires' => array('>' => time())
)));

これは自動的にネイティブなMongoDBのクエリ演算子に変換されます。これはMongoの(素晴らしい)構文を単に置き換えるものではなく、プラグインの開発者に対して様々なデータソースで動く抽象的なクエリを書く手段を提供する事と新たに非リレーショナルデータベースに興味を持つ開発者や既存のアプリケーションの移植へのバリアフリーも目的にしています。
最後に全てのチームメンバーに感謝しています。特にジョンアンダーソンに、我々のドキュメントリードは、我々は、新しいAPIドキュメントを大量に追加してAPIを100%カバーするという目標の目前にまで来ています。変更履歴、または新しいAPIドキュメントを閲覧するか、新しいリリースをダウンロードしてお楽しみください!
~Nate~

–翻訳ここまで

1週間半で大きな進展が会ったことが伺えます。特にNoSQLなデータベースを透過的に扱う技術は多くの人にとって有益ですし、キャッシュの実装をクロージャを使って簡単にする例などは示唆に富んでいますね。ログをGrowlにながすというアイデアも秀逸です!

Lithium0.9リリースノート(和訳)

5月 23, 2010 by yandod · Leave a Comment 

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ちょっと作業時間が取れなかったので大幅に遅れてしまいましたが、Lithiumの0.9のリリースノートの和訳です。すでに0.9.5が出ていますのでそちらも追って和訳している所です。また末尾で触れられているTekXでのセッションも見てきました。同じ内容のセッションを近日中にustreamで中継する事を相談しているので近々お目にかけられるかもしれません。

原文

http://rad-dev.org/lithium/wiki/blog/Lithium-0-9-The-Lambdas-are-awesome-Edition

Lithium0.9 ラムダは素晴らしいエディション

私はLithium0.9を迅速にリリースできた事にとても興奮しています。[今すぐダウンロード!]。0.8からの3週間で、私たちに1.0にかなり近いところまで来ました。いくつかの新機能が含まれます:

ErrorHandler:`ErrorHandler`クラスは、アプリケーション全体のPHPのエラーと例外をキャプチャして処理するための高度な設定を提供します。その革新的なデザインは、エラーを型(エラーまたは例外)を含む様々なパラメータ/例外を捕捉することができます。エラーコード、例外クラス名(継承関係を含む)、エラー発生元のクラス名メソッド名のバックトレースも含まれます。
あなたは0.9にアプリケーションを更新する場合は、今すぐ次の例を試すことができます:
アプリケーション内に新しい設定ファイルを作成します。`config/bootstrap/error.php`をブートストラップからincludeしてから以下を追加します:

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/**
 * First, import the relevant Lithium core classes.
 */
use \lithium\core\ErrorHandler;
use \lithium\analysis\Logger;
use \lithium\template\View;
 
/**
 * Then, set up a basic logging configuration that will write to a file.
 */
Logger::config(array('error' => array('adapter' => 'File')));
 
/**
 * Configure an error page renderer function that we can use to render 404 and 500 error pages (for
 * this part to work, you need to create errors/404.html.php and errors/500.html.php in your views/
 * directory).
 */
$render = function($template, $content) {
    $view = new View(array(
        'paths' => array(
            'template' => '{:library}/views/{:controller}/{:template}.{:type}.php',
            'layout'   => '{:library}/views/layouts/{:layout}.{:type}.php',
        )
    ));
    echo $view->render('all', compact('content'), compact('template') + array(
        'controller' => 'errors',
        'layout' => 'default',
        'type' => 'html'
    ));
};
 
/**
 * Finally, wire up the error configuration. The first rule captures any exceptions where the
 * message matches one of the given regular expressions: eitheer a template or controller wasn't
 * found. In either case, render a 404.
 *
 * For all other exceptions, log them to the error log, and show the user a 500 error.
 */
ErrorHandler::config(array(
    array(
        'type' => 'Exception',
        'message' => '/(^Template not found|^Controller \w+ not found)/',
        'handler' => function($info) use ($render) {
            $render('404', $info);
        }
    ),
    array(
        'type' => 'Exception',
        'handler' => function($info) use ($render) {
            Logger::write('error', "{$info['file']} : {$info['line']} : {$info['message']}");
            $render('500', $info);
        }
    )
));
 
/**
 * Last but not least, tell the ErrorHandler to start capturing errors.
 */
ErrorHandler::run();

これで、あなたは完全にカスタマイズ可能なエラー管理ソリューションを即座に利用できます。ハンドラはエラーに対して独自に対応を行えるようにします。通常これは、それらをロギングしエラーページをレンダリングするという事になるでしょう。

永続的パラメータ:多くの拡張機能の中で永続的なパラメータを追加しルーティングします。新しいルートを設置すると、あなたはルートがマッチした際の引数のリストを指定することができ、このリクエストの間は永続的に利用され後続のリンクでも使用されます。これらの2つのルートを考えてみましょう:

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Router::connect('/admin/{:controller}/{:action}', array('admin' => true), array('persist' => array(
    'admin', 'controller'
)));
Router::connect('/{:controller}/{:action}');

さて、サイトのadminセクションを参照すると、生成された全てのリンクが永続化したプロパティを継承しています:

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<?=$this->html->link('Add post', array('controller' => 'posts', 'action' => 'add')); // links to /admin/posts/add ?>

パラメータを無効するには、単に`null`を対応するキーの値に渡す:

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<?=$this->html->link(
    'Add post', array('controller' => 'posts', 'action' => 'add', 'admin' => null
)); // links to /posts/add ?>

ルートハンドラ:最も重要な新機能、ルートハンドラを使用すると、アプリケーションから直接のルートにコントローラロジックを実装することができます。これにより、いくつかのクールな実装や、小型で高速マイクロアプリケーションを実現できます。以前このプラグインはフレームワークの外部でしたが、この機能はコアに移動されているアプリケーションから直接利用できるようになりました。この単純な例を考えてみましょう:

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use lithium\action\Response;
use \lithium\net\http\Router;
 
Router::connect('/hello/{:name}', array('name' => null), function($request) {
    $name = $request->name ?: 'World';
    return new Response(array('body' => "Hello {$name}!"));
});
 
Router::connect('/redirect', array('name' => null), function($request) {
    return new Response(array('location' => '/'));
});

このルーティングでまず注意する点はルートハンドラーは全てのフレームワークの処理をバイパスして直接、Responseオブジェクトを返してレンダリングする事です。またハンドラは$requestパラメータを返し、処理を通常どおり継続することもできます。最初の例では /hello にアクセスした際に誰かわからないユーザへのあいさつ、”Hello World!” を画面に書いています。または`/hello/Nate`にアクセスし `{:name}`パラメータがURLで指定されたな会いは”Hello Nate!”と表示します。
2番目の例では`/redirect`へのリクエストをキャプチャし、ハンドラはブラウザを別ページへリダイレクトするResponseオブジェクトを返しています。Responseオブジェクト(また、コントローラのプロパティとしても使用可能なオブジェクトです)では、レスポンスがブラウザに返される方法を直接コントロールします。

テンプレート変数展開:コミュニティの一部の開発者が明示のテンプレートを作成したいので、テンプレート変数をアクセスするための代替構文を実装しました。また $titleというテンプレート変数は $this['title']としてアクセスすることも出来るようになりました。
また、このテンプレート変数の展開を無効にするオプションもあります。設定に`extract`パラメータを追加することによって、我々は簡単に通常のテンプレート変数を無効にすることができます:

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Media::type('html', 'text/html', array(
    'view'    => '\lithium\template\View',
    'extract' => false,
    'paths'   => array(
        'template' => '{:library}/views/{:controller}/{:template}.{:type}.php',
        'layout'   => '{:library}/views/layouts/{:layout}.{:type}.php',
    )
));

この設定を適用すると、 $this['title']は引き続き動きますが、 $titleは動かなくなります。
最後に、Joelと私は一カ月後のTEK・Xのカンファレンスで講演する予定です。我々はLithiumについての合同セッションと、それぞれコードの品質やソーシャルグラフについての講演をする予定です。今すぐ登録して、会場で会ったら声をかけてください。シカゴでお会いしましょう。

~nate~

–翻訳ここまで

機能の断片を紹介しているのでちょっとピンと来にくいかもしれません。セッションでも語られていましたが、Lithiumはアスペクト指向を実装に取り入れている部分があり、従来のスタイルのフレームワークの知識を前提にして考えると分かりづらい所があります。これらの例は全体の継承関係や処理のフローを考慮することなく、断片的な修正をクロージャなどを使って実現できるという点がすごい所と言えるでしょう。

安定版まであと2つ Lithium0.8リリース(和訳)

4月 1, 2010 by yandod · Leave a Comment 

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安定版のリリースに向けて着実に歩を進めているLithiumのバージョン0.8がリリースされました。
Nateから出ているリリースノートを訳してみました。

原文

http://rad-dev.org/lithium/wiki/blog/Lithium-0-8-And-then-there-were-2

Lithium 0.8 – And then there were 2

我々は最終的な安定版APIのLithiumフレームワークまで残すところ2つのリリースという所に差し掛かりました。まもなく、企業が開発に自信を持って利用できる固定されたAPIが提供されます。
しかし、我々はすでに非常に高度なアーリーアダプターを見て興奮している。リチウムの最初の(未発表の)プロジェクトを開発している由緒ある[アナログ]がそうだ。我々は彼らのインプットと専門知識の受益者であることを誇りに思う。
このリリースには多くの新機能が含まれます:

  • 完全にリファクタリングされたテストスイート。テストスイートは、より柔軟な自動化ツールのサポートを改善しています。
  • `Adaptable` ストラテジの完全な再実装`。ストラテジのシステムは非常に強力であり、すべての入力およびアプリケーションの出力などを広範囲に制御できます。
  • 新たな戦略システムによってデータの最も安全なストレージメカニズムHMACのセッションとクッキーのデータ格納をサポートします。
  • `Form`ヘルパーのHTML5のフォーム要素のサポート。
  • 他の多くの小規模な機能とパフォーマンスの最適化。

API の変更

  • `lithium\storage\cache::write()`のパラメータのリストは変更されました。詳細については、APIをご参照ください。
  • より良い内部APIの整合性、`lithium\data\model::__init()`はパラメータを受け付けなくなります。同じ挙動をさせるには `config()`を使用するようにコードを変更してください。

現在、我々は開発者が強力なツールセットについてみることに興味を持っています。私たちは、APIを現在から1.0の間で変更しないと約束することはできませんが、我々は自信を持っているAPIのコアのほとんどは現在かなり安定して利用の準備ができています。以前のポイントリリースでは、全ての互換性の無い変更と関連するすべての移行手順と同様に完全にリリースノートに記載されます。
wikiの完全な変更のリストをチェックしたら、次にそれをダウンロードして試してみてください!

~nate

–訳ここまで

大きな変更が少なくなり、安定版のリリースが近付いている事が感じられます。またデバッグを容易にするためのツールなどの機能の実装が行われるとのことで挙動が分かりやすくなりさらに利用しやすい形になっていきそうです。今後も注目ですね。

Lithium0.7がリリースされました(和訳)

3月 10, 2010 by yandod · Leave a Comment 

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PHP5.3専用のもっとも革新的なフレームワークLithiumの最新版である0.7が2010年3月8日にリリースされました。今回はMySQLサポートの正式対応が追加され従来型のアプリケーションの開発が飛躍的に向上しました。またコードの再利用を進める為の内部の最適化も引き続き行われています。詳細はいつものようにリリースノートの和訳を作りましたのでそちらをご覧ください。
またGwooがOrange Countyで行ったプレゼンテーションの資料と音声も公開されているので要チェックです。

Li3 ocphp
View more presentations from G W.

原文

http://rad-dev.org/lithium/wiki/blog/Lithium-0-7-luck-of-the-irish

Lithium0.7 Luck-of-the-irish

私たちは近づいてきたセントパトリックデーのお祝いに夢中になる前に、最新版のLithiumのリリースを準備できました。Lithium0.7は170のコミットを6人の開発者から受け取り、私たちはまた一歩の安定版のリリースに近づきました。
当初よりLithiumはドキュメント指向のデータベースをサポートし、高い比重を置いていました。私たちは依然として高速にパフォーマンスに配慮し、かつ柔軟なアプリケーションの構築と柔軟なアプリケーションの開発にはデータストレージに新しいアプローチを使用する事が大きな利益になると考えています。しかし、我々はまだ従来のリレーショナルデータベースが多くのアプリケーションに有益な事もわかっています。この目的のために、これらの機能を統合しリレーショナルデータベースを使用するために必要な大規模なサブセットをLithium0.7に実装しました。現時点ではMySQLがテストに合格した唯一のデータベース(`SourceTest`)ですが、基盤部分はSQLite3、PostgreSQLなどのその他のデータベースにも適用できます。すでにMSSQLの作業は進行中で、[li3_mssqlプラグインとして進行中](http://rad-dev.org/li3_mssql/wiki)、もちろんこのデータベースや他のデータベース実装へのコントリビューションは大歓迎です。
また、SQLをサポートする為に`Adaptable`クラスに計画的な実装をLithium0.7で追加しました。計画はどのようにデータが転送され、アダプタに適用される変更を抽象化して提供します。たとえば、あなたが`Cache::write()`を使用してデータを保存し、`Cache::read()`てデータを取り出したいとします。この機能は、コアに含まれている`Serializer`という計画を通じて簡単に実現できます。`Cache`アダプタに対するインターフェイスは`Base64`、`Json`、`Serializer`が実装済みです。また`Adaptable`のそのほかのサブクラスに対するストラテジーは実装中です。
ChangeLogを見てもらえれば(http://rad-dev.org/lithium/wiki/releases/0_7)、g11nのいくつかの大きな改善とテストのカバレッジの向上がした事がわかるでしょう。
いくつかの名前空間とブートストラップのプロセスは、アプリケーションのコア機能を委任しやすいように改良されました。いくつかの変更は、以前のリリースとの互換性がありません:

  • Dispatcher::run() `Request`オブジェクトが最初のパラメータとして必要になりました。`webroot/index.php`を見てください。
  • プラグインをすぐに他のライブラリと同じようにできます。app/libraries内の”plugins”ディレクトリが削除されています。現在はプラグインの追加はライブラリの追加と同じように行います。例 `Libraries::add(’li3=docs’);`
  • 新しいBootstrapファイルと`bootstrap/action.php`の代替の`switchboard.php`の除去。
  • bootstrap/libraries.php内の `Libraries::Add(’app’, array(’default’ => true));` はあなたのアプリケーションを ‘default’ ライブラリとして提供します。
  • `Connections` はconnections.phpを読み込まなくなりました。有効にするには`config/bootstrap.php`で設定してください。
  • `Connections::add()の`は現在2つのパラメータを受け取ります。`config/bootstrap/connections.php`を参照してください。

PHP 5.3およびLithiumに関する2時間のプレゼンテーションをここで読めます。(音声あり):http://lithify.me/presents
我々は、高速開発のスケジュールをイテレーションフライデーと共に進めてきました。私たちは減速するつもりはありません。予定どおり安定版は2010の初夏にリリースできるでしょう。
うまくいけば、このプロジェクトの成功はプロジェクトに関わる全ての人にとってエキサイティングなニュースになるでしょう。いつものように、われわれはどんな形のコントリビューションも大歓迎で待っています。
〜gwoo

–翻訳ここまで

MySQLなどの従来型のデータベースがサポートされましたが、ドキュメント指向データベースこそが高速で柔軟なアプリケーション開発をもたらすという強い意志が伝わってきます。かつてCakePHPなどが流行り始めた際はDRYなフレームワークこそが高速開発を実現する事を世の中に示したと言えますが、時代は次のステップに向かっていますね。Lithiumは単なる新しいフレームワークではなく、こういったパラダイムシフトを提唱しようとしている事が特に大事な点だと個人的には考えています。
またCakeやsymfonyなどの近代的なフレームワークではプラグインなどを利用した拡張が提供されていますが、なかなか共通部分をプラグインに切り出せないという問題にはまりがちです。その点を考慮してか次世代のフレームワークでは実装そのものとプラグインの境界線が薄くなる方向へと進んでいます。アプリケーション自体をプラグインとして実装するとイメージすると近いかもしれません。

なんにせよこのパラダイムを体感するには実際に試してみるのが一番でしょう!

Lithium0.6リリースノート 和訳

2月 17, 2010 by yandod · Leave a Comment 

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PHP5.3以降専用の先進的フレームワーク、Lithiumの0.6がリリースされました。(Lithiumの基本情報はこちらの記事をどうぞ)
良好な開発体制に支えられて安定版のリリースに向けて着実にプロジェクトが進行しているようです。

いつものようにリリースノートを和訳しました。
今回は2009年10月に来日したJoelがリリースノートを記述していますね。

原文

http://rad-dev.org/lithium/wiki/blog/Lithium_0_6_Big_Improvements_A_Brewin

Lithium0.6:大きな改良の醸造

過去3週間のタイムラインをご覧になっていたのであれば、安定版にむけたLithiumの活動が押し寄せている事にお気付きでしょう。
Lithium-0.6 では後方互換性のないいくつかの変更があります。:

  • 新しい最上位レベルの名前空間、`\lithium\net` が作成され、`\lithium\util\Socket`、`\lithium\util\Socket\*`、`\lithium\http` がこの新しい名前空間の下に移動しました。
  • アプリケーションレベルのブートストラップ設定ディレクトリを `\app\ config\bootstrap` に作成。これはあなたにあなたのブートストラップシーケンスをより小さく、論理的な塊に分割することができます。そしてこれらはすべて、自動的にロードされます。
  • すべてのプラットフォーム用のコンソール出力にカラー表示をサポート。POSIX互換性のあるエスケープ文字をサポートします。
  • ほとんどの`li3`コマンド(`test` コマンドも含まれ、、テスト結果を緑赤で表現)で重要な情報をハイライトされカラーで出力されます。
  • テンプレート層の完全な見直しを行いました。カスタムストリームクラスは今後はレンダリングに使用されません。APCとうまく動作するテンプレート層の為です。ビューテンプレートはコンパイルされて `app/resources/tmp/cache/templates/`に格納されるようになりました。古いバージョンからアップデートを行う場合は、このフォルダパスが存在している事を確認してください。
  • マイナーなキャッシュの愛をLibrariesを `app/config/bootstrap\cache.php`。(ロスのないフィルタとして)
  • 適切なロケールをアクション、コンソールへのリクエストから検出する機能の追加
  • G11nの環境設定を一元的および世界的に有効なロケールの切り替えの導入。
  • g11nのいくつかの名前とメソッドのシグネチャを、より合理的なAPIに変更しました。
  • `Cache`アダプタのほとんどのAPIの変更:
    • MemcaceとAPCキャッシュアダプタでのマルチキーのサポート(どのメソッドがこの機能をサポートするかはドキュメントを見てください)。
    • `Cache::write()`からのキー生成時の不要な’\_expires’キーの削除。今後はキャッシュキーを汚染しません。
  • 改善されたドキュメントとテストなど。

Lithiumのハッキングから離れて、我々はいくつかの非常に有用なフィルタシステムのユースケースを管理しました:

  • [プロファイリング](http://pastium.org/view/cc7b5d11ced0c4e2ad8cf25227b0bd96用) [xhprof](http://pecl.php.net/package/xhprof)を使用する。
  • コンテンツの配信(http://pastium.org/view/e6d0c0cc88010822cb58a7fc4b7a6014) (画像、スタイルシートなど)のプラグインからなど。
  • 上記のような基本的な変更がありましたが、Lithiumのコア部分は確かな状態です。さらに新たな機能は毎日のように追加されています。われわれはフィニッシュライン中間地点より先を通過し、勢いはさらに増しています。
    *[変更履歴](http://rad-dev.org/lithium/wiki/releases/0_6)
    *[ダウンロード 0.6](http://rad-dev.org/lithium/versions)
    最新の開発状況は[Rad-Dev](http://rad-dev.org/lithium)をご覧ください。[APIドキュメント](http://lithify.me/docs)、IRCチャンネルは`irc.freenode.net`上の`#li3`と`#li3-core`です。

    〜jperras

    —訳ここまで

    国際化対応やビュー、コンソールのカラー表示など出力系の変更が多く入っているようですね。ビュー層の変更がどのようにAPCを考慮しているかなどは実際に動かしてみながらみるのがよいでしょうか。次回のリリース(3/8)ではMySQLやキュー、初期画面などが追加・改良されるようです。ますます楽しみですね。

    Lithiumに関する過去の記事

    Lithium0.5がリリースされました!(和訳)

    2月 1, 2010 by yandod · Leave a Comment 

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    最も軽量で拡張性に優れたフレームワーク、Lithiumのバージョン0.5がリリースされました。1.0リリースに向けて折り返し地点と言った所ですね。リリースの速度が速すぎて翻訳する方もちょっと大変ですが、喜ばしいニュースですのでお伝えしたいと思います。

    原文

    http://rad-dev.org/lithium/wiki/blog/Lithium_0_5_half_way_there

    Lithium 0.5, half way there.

    Lithiumチームはバージョン0.5のリリースを喜んでお知らせします

    バージョン番号から見ると、我々はLithiumの最初の安定版に向けた折り返し地点にいます。Lithiumチームは着実な3週間毎のリリースを続けます。またイテレーション・フライデーが助けになるでしょう。

    このリリースにはいくつかの新機能が含まれます:

    • apps/plugins/extensions を管理するライブラリコマンド
    • モデル、コントローラー、テストをコード生成する為のコマンド
    • 一般的な利用の為の国際化されたバリデータ
    • 柔軟性とメンテナンス性向上の為のブートストラップの整理
    • アダプタ化可能な認証API
    • ビューエレメントのレンダリング
    • 更なるドキュメント
    • 更なるテスト

    Lithiumは実際のところかなり安定していていくつかのエキサイティングな機能を含んでいます。MongoDBかCouchDBを使ってアプリケーションを開発する準備は出来ています。しかしあなたがORマッパを必要としているなら、Doctrine用のプラグインがあります。あるいはLithium上で実装されるリリースまで待たなければいけません。エクステンションやヘルパーの作成は本当にシンプルで他のフレームワークからの移植すらも簡単にできます。createコマンドを使ってコード生成をすれば開発を素早く立ち上げられるでしょう。

    Lithiumチームは0.5と合わせてその他の更新をお知らせします

    • 私たちは新居を見つけました: http://lithify.me
    • lab.lithify.meのプレリリース。LaboratoryとLibraryコマンドはLithiumをプラグインを通じて拡張するという目的の一部です。 li3_lab プラグインによってサーバーから提供されるプラグイン・エクステンションを統合し、アプリケーション間でのコードの再利用と共有を容易にします。Libraryコマンドはアプリケーションやプラグインを圧縮・展開出来ます。またプロジェクトを始める為の基本となるアーカイブも添付しました。詳細は li3 help Library でご覧ください。

    Lithiumワールドの動きは速く、さらに力強くなっていきます。お見逃しなく!
    ~gwoo

    —訳ここまで

    Lithiumのリリースが3週間毎であることが明言されました。これは前回紹介したイテレーション・フライデーで開発が着実に進んでいるとみてよいでしょう。RDBを利用するのであればDoctrineを利用するのが良いですが、MongoDBやCouchDBを使ってアプリケーションを開発するのであれば問題はないようです。実際に開発チームが運用しているアプリケーションはMongoDBやCouchDBばかりなので安定度が高まるのも当然と言えます。コードの圧縮展開などを実現するコマンドラインの進歩も目覚ましいですね。

    次回のリリースは2/15ということで、試すのであればお早目に!

    第49回PHP勉強会で「Lithiumラボ #1」を発表した

    1月 31, 2010 by yandod · 2 Comments 

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    第49回PHP勉強会にリモートから参加しました。
    ニューヨークからは時差があるので金曜日の深夜1時頃からの発表になりました。
    Skypeでの発表をケアしてくれたgusagiさん、cakephperさんのお陰でひとまず無事に終える事ができました。ありがとうございました。

    発表の内容

    このブログでもたびたび、紹介しているLithiumの特徴をデモを交えて紹介しました。
    CakePHPに良く似た記述量の少ないプログラミングとPHP5.3の機能を活用している部分を感じてもらえればと思います。
    おそらく今後はPHP5.3に合わせたプログラミングが一般的になっていくと思いますが、習得には実際に触れるのが一番でしょう。LithiumにはPHP5.3を実際に活用した生きたコードがあり、その優れた拡張性はきっと癖になってしまうでしょう。

    ぜひぜひお試しください!

    追記
    思わぬ反応が得られたのでDig A Ponyのリンクも埋めておきますw
    歌詞はググれば出てきます

    資料

    View more presentations from yandod.

    参考: Dig A Pony

    勉強会の内容

    休日開催という事もあり、盛りだくさんな内容でした。ちょっと眠かったので記憶に残っていない部分もあったりします。CakePHPユーザーの割合が8割程度という事で利用の幅広さを感じました。またcakephperさんのMongoDBの発表はとても刺激的で、CouchDBのセットアップに挫折した自分としてはとても魅力的でした。IRCにはLithiumのJonも来ていて翻訳ソフトを使ってコミュニケーションを取っていました。
    PHP勉強会もNoSQLや国際化などの新しい波が来ているのかな、と思うところがありとても楽しかったです。

    最後になりましたが、ustreamの配信をしてくださったNEKOGETさん、運営のgusagiさん、発表者、参加者のみなさんおつかれさまでした!
    今年もいい年になるといいですね。

    NYPHPでNate Abeleの「On the origin of Lithium」を聞いてきた

    1月 27, 2010 by yandod · Leave a Comment 

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    ニューヨークのPHPコミュニティが毎月開催しているNYPHPに参加してきました。
    NYPHPは毎回、一人のスピーカーが1時間半ほど喋り、その後はTGI FRYDAYに行くという形式で開催されている勉強会です。
    今回のスピーカーはCakePHPの元リードデベロッパーのNateによるLithiumのお話という事で、疲れ気味の体に鞭を打って参加してきました!

    講演の内容のポイントを紹介します。

    PHPとフレームワークの歴史

    プレゼンテーションは最初にLithiumはもうCakePHPではないという事、枝分かれした存在である事について触れてからLithiumが誕生するまでのPHPの歴史を振り返ります。最初はPHP/FIから始まり、マークアップ的に処理が記述できる例などを示し、そこからPHP3、PHP4、PEAR、PHP5、CakePHP、symfony、CodeIgniter、Zend,,,という風にPHPにさまざまな技術的な進歩がもたらされた事をコメント付きで紹介していきます。ただのスクリプトでしかなかったPHPがだんだんと整理された機能になっていく事がわかります。また特にCakeやsymfonyについてNateがコメントする部分では質問が出る事もありこれだけでかなりの時間が。

    これらの進歩により、機能をオブジェクトとしてデザインされたライブラリとして実装するという統一性は達成されましたが、引き換えにフレームワーク内の密結合や、拡張性が失われるといった事が起きています。また機能そのものについての論争のような事は極めて表面的なトピックに過ぎず、答えは人の数だけあり各自の判断でより生産的だと思うものを選択すればよいという事も述べていました。(例としてソースのインデントをタブにするかスペースにするかといった話など)

    PHP5.3

    そしてPHPに訪れた大きな変化として、Late Static Binding, Namespace, Clousureの話へと進みます。Late Static Bindingによりstaticなメソッドやプロパティを持ったクラスの派生クラスをようやく書くことができるようになりました。(正確には書くことはできるが、継承元のクラスから派生クラスのメソッドをコールバックするような形にできない)またNamespaceによりこれまでは各ライブラリやフレームワークが独自の工夫で解決していたクラスとファイル名をマッピングする為のルールのベースが言語としてようやくサポートされました。そしてClousureはメソッドの呼出しなどのバリエーションをさらに柔軟にする事ができるようにしてくれます。

    このあたりからちょっとしたコードを書いて説明したりするようになりめちゃくちゃ面白くなってきます!

    Lithiumのデモ

    PHP5.3の機能の紹介からLithiumのデモへとセッションは進みます。CakeFestの時にも言っていましたが、Lithiumはブートストラップが非常に薄くなっており、処理は2行しかありません。その後の初期化処理としてはLibrariesクラスを利用してライブラリを登録する処理が行われます。ここでポイントとなるのはLithium内でつかわれるクラス群もこのLibrariesを介して操作するという事です。つまり、このLibrariesクラスを介してZendのライブラリなどを登録した場合、フレームワーク内では特に区別されず、コアクラス自体を差し替える事もできるのです。
    通常、多くのフレームワークは内部で特定のクラスをハードコードして呼び合う部分がかなりの部分あり、そこが拡張しづらいポイントとなり制約となります。(symfonyもfactories.ymlである程度制御できますが、ハードコードされている部分もかなりありますね)それをPHP5.3の機能を生かして拡張可能な形を実現したのが大きなアイデアです。

    またクロージャを生かして、オブジェクトへの設定などをより柔軟に与える事ができるようになった例をいくつか。たとえばRouterに対するルーティングの設定としてModelからFindした結果をマッピングして渡す、など。PHP5.3以前でやるとすれば、データを取得したのちに配列へ格納し、ループしながら設定するなどの工夫が必要になるところですが、クロージャを利用することで一行で記述できました。

    そして最後にLithiumのフィルタ機能についてのデモに入ります。フィルタ機能は任意のクラスの任意の処理の前後に処理を設定する事が出来る機能です。たとえばデータベースのログを取得したければ、Databaseクラスのexecuteにフィルタを設定するといった形です。通常ならこのように処理の前後に介入するならばコールバックを設けるか、派生クラスを作りラッパーメソッドを書くところでしょう。これをシンプルな記述だけで実現する事ができます。
    応用の例としてLithiumのコードカバレッジの取得がこのフィルタ機能を使っている事が明かされました。(xDebugのダンプだとデータが大きすぎる)

    まとめ

    Lithiumの思想についてはこれまでのたびたび、和訳で紹介してきました。しかしながら実際のデモやその他のフレームワークなどに言及しつつNateの話を聞くことでよりはっきりとその思想を理解する事ができました。通常、フレームワークというとどんな機能があるとか何が出来るといったポイントで評価しがちですがこれはNateの言葉を借りるなら「表面的で、人の数だけ答えがある」という話なのだと思います。
    LithiumがCakePHPだけでなくさらに多くのフレームワークや技術の反省点を生かした上で「拡張性・軽量性」を追求しているという事がよくわかりました。

    Lithiumの拡張性は高く、ORマッパにDoctrineを組み込む実装などが簡単に行えます。機能に気に入らない部分があれば作りかえるなり、他から借りてくればよい。ただしその設定や拡張に複雑な実装が必要ないように。ということですね。
    一見難しいフレームワークという印象だったのですが、CakePHPの機能は引き継がれており拡張などをする場合はCakePHPよりもシンプルに記述する事ができます。

    いやー、これは面白かったです。

    おまけ


    懇親会はTGI FRIDAYS。最初にハイネケンを頼んだ後に、バーガーを頼んだら「セットにできるよ」と言われてそれに。最初のビールに付け足してくれるのかと思いきやビールももう一杯きてちょっと大変でした・・・。

    イテレーション・フライデーのススメ(和訳)

    1月 25, 2010 by yandod · 2 Comments 

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    開発が進んでいる、「PHP5.3以降の最も軽量で柔軟なフレームワーク Lithium」ですが、マネージャのGwooから面白い試みが提唱されています。その名も「イテレーション・フライデー」。オープンソースでソフトウェアを開発している人にとっては興味深い運動だと思います。
    詳細は下記の和訳をどうぞ。

    原文

    http://rad-dev.org/lithium/wiki/blog/iteration-friday

    Iteration Friday

    ここLithiumプロジェクトではJames Martinによって提唱されたRAD(Rapid Application Development)という手法を用いています。Rapid Developmentから発生し、進化した実践としてアジャイル、スクラム、XPがあります。

    Union of RADが用いている手法も進化しています。我々は強力なコラボレーション、コミュニケーションの動機、活発なユニットテストと短いイテレーションを重視しています。最後に上げた「短いイテレーション」がこの記事の目的です。

    明日、(2010/1/8)は最初のイテレーション・フライデーになります。しかし、これまでやってこなかったということではなく、初めてこの名前で呼ばれる明日という事です。ジーンズを履きハワイアンシャツやファンキーな帽子でも身に着けて、このイテレーションでマージし、利用可能になった変更をアナウンスしてください。

    イテレーション・フライデーの目的継続的なリリースの為の自然なスケジュールを推進です。我々は短いイテレーションこそがコードの品質と開発速度を押し上げると信じています。イテレーションの内容は重要ではありません。たった1つの機能であれ、1000の機能であろうがそれは重要ではありません。規則的なスケジュールで変更がマージされる事がチームとコミュニティの為になり、またRapid Developmentの成功の鍵なのです。

    我々はイテレーション・フライデーへの皆さんの参加を待っています。あなたのプロジェクトを同じスケジュールで進め、一緒に楽しんでしまいましょう! iteration-friday.net のウェブサイトを見て、あなたのプロジェクトのイテレーションの準備が出来たらツイートしてください。

    ~ gwoo ~

    –訳ここまで

    オープンソースのソフトウェアを開発する際に開発の速度が安定しないというのは誰もが悩んだ事のある問題でしょう。それを解決する一つの実践がこのイテレーション・フライデーです。この記事ではよく知られているアジャイルやスクラムといったものを包括する概念としてRAD開発に言及しています。アジャイルの定義とはイテレーションであると最近、僕は考えています。頻繁なリリースを実行し、イテレーションを自然に実践する事が出来るイテレーション・フライデーに参加してみませんか?
    どんな開発速度であってもかまいません、毎週金曜日に変更をマージし、リリースし #iFrydayのハッシュタグをつけてアナウンスをすればOKです!
    大事なのは頻繁に規則的にサイクルが回る事です。

    新年早々、Lithium0.4がリリースされました!(和訳)

    1月 7, 2010 by yandod · Leave a Comment 

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    nate

    あけましておめでとうございます。
    まだ正月ボケが冷めやらずといった時期ですが、Lithium0.4のリリースの知らせがnateから飛び込んできました。前回のリリースが12/9なので1か月たたずのリリースということで開発の活発さが伝わってきます。Lithiumの特徴である究極の拡張性を推し進める為の変更が行われているようです。という事で内容の方を見てみましょう。

    原文

    http://rad-dev.org/lithium/wiki/blog/Happy_New_Release_of_Lithium_0_4

    Happy New Release (of Lithium 0.4):

    ホリデーシーズン中は少し静かでしたが、Lithium0.4が利用可能になった事をご案内します。前回のリリースから100以上の変更が行われ、バージョン1.0に向けた執拗な前進は全速力で続いています。リリースのハイライトは以下の通りです。

    • キャッシュレイヤーの著しい改善:
      さらにXCacheとRadis用の新しいアダプタの追加。アトミックなインクリメントとデクリメントのサポートと複数キーの読み書きの基礎の追加。
    • アダプタ設定を扱うベースクラスのリファクタリング:
      合理的で一貫性のあるAPIを提供する為の努力によりいくつかのフレームワークの設定を扱う core/Adaptable クラスがリファクタリングされました。また data/Connections がこれを継承して書き直され、LithiumのコアAPIがより統一されています。
    • コンソールコマンド:
      li3 build コンソールでアプリケーションとライブラリの配布に便利な .phar アーカイブのビルドと展開ができるように。また li3 build test を起動することでモックを生成できます。有効なオプションについてはAPIドキュメントをご覧ください。
    • さらなる拡張性の為のリファクタリング:
      僕らは開発者がカスタムクラスで殆どの依存要素を置き換えられる極めて拡張性の高い柔軟なコアを自負してきました。先週、このコアがどれだけ拡張性に富んでいるかをテストする事を決めました。そのためにフレームワーク内の静的結合を計測する為の小さなツールを書きました。このツールにより僕らはより動的にする事が可能な静的な結合を認識できるようになりました。


      この変更の後の分析結果はcoreとutilの二つのパッケージ(フレームワークの基礎を構成するパッケージ)を除いてとても満足いくものでした。たった2つのパッケージだけが内部のパッケージに静的に依存しているのです。これが意味するのはフレームワークのほぼすべてのパッケージを展開し、自分自身のクラスを使う事が出来ると言う事です。それだけではなく、coreとutilのパッケージ小さなアプリケーションやミニフレームワークの基礎やユーティリティとして利用できるフレームワークのマイクロカーネルとして振舞う事に気が付きました。

    別のニュースとして、Joëlがli3_queueプラグインの作業を開始しBeanstalkをサポートしようとしています。またMariano IglesiasDoctrineORマッパをLithiumと共に使うチュートリアルを執筆しました。
    という事で、リリースが冷めないうちに試してみる事をお忘れなく。0.5でもこれ以上の変更を予定していますので。

    最後にLithiumプロジェクトに集まってくれたり、コードや助言、激励などを頂いた皆さんに感謝を述べたいと思います。これがLithiumコミュニティの始まりならば、僕はとてもとても大きな希望をこのプロジェクトに抱いています。

    2010年を大きな年に
    ~ Nate ~

    –翻訳ここまで

    Nate達、開発チームが究極の拡張性を追求しているライブ感が伝わってきますね。またその拡張性の高さ故に一部分を他のプロダクトで差し替えたり、また逆にLithiumの一部分だけを再利用する事も容易になっています。そろそろフィルター機能などを実例を交えて説明できればと思っています。また日本でもおなじみのJoelが作業をしているBeanstalkも興味深いですね。(初めて聞く名前でした)
    とはいえ、まずはフレームワークが発展していくこのライブ感を楽しみたいところですね。

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