CakePHPの変化と新しいプラグイン(和訳)
12月 11, 2009 by yandod · Leave a Comment
CakePHPの開発体制の変更がbakeryでアナウンスされました。Tracで開発されていた頃が懐かしく思えてきます。これまではツール自体をフレームワークで開発する事で完成度を高めていくアプローチでしたが、今後は外部のサービスなどを積極的に採用していくのでしょうか。
という事で詳細は現リードデベロッパのMark Storyさんのポストをどうぞ。
原文
Changes in CakePHP and new plugins
http://bakery.cakephp.org/articles/view/changes-in-cakephp-and-new-plugins
CakePHPの変化と新しいプラグイン by Mark Story
1.3と2.0の開発が本格化する中でCakePHPチームはチームとコミュニティが使うツールについて再評価と検討を行っていました。近年、CakePHPはSubversionからGitへ移行や、問題の管理をTracからcode.cakephp.orgへの移行などの変化がありました。それらの変化はコミュニティとプロジェクトの成長に良い影響をもたらしてきました。
現在、我々は thechaw.comのソフトウェアを使ったcode.cakephp.orgへの移行は全てにおいて有益な変更ではなかったと感じています。code.cakephp.orgのコードベースはいくつかの問題を抱えており、現在のコアチームはこのコードを改良して我々のニーズにあう、幾多のソリューションのようにする事に興味を欠いています。さまざまな選択肢と道について何時間もの議論と検討を重ね、多くのオープンソースプロジェクトを管理するWEBアプリケーションのうちの一つを活用することが最良の手段であると決断しました。私たちはソースコードの管理にgithub[1]を使います。加えて、問題の管理と一時的なドキュメントをWiki上で管理する為にlighthouse[2][3]も使っていきます。
これまでもCakePHP1.xとCakePHP2.xが別のリポジトリに分かれていました。同様にlighthouse上のプロジェクトも分かれます。この変化によりコミュニティにから求められていた必要なツールとリソースを提供する事が出来ると我々は感じています。さらにこれによってコアチームの負担は少なくなり、我々がベストなフレームワークと関連するツールを創る事に全力を尽くす事に集中できるようになります。あなた -コミュニティ- が私たちの移行への思いとご不便をおかけすることを誠に申し訳なく思っている事を理解してもらえる事を望みます。
移行が終わった際は、tracとcode.cakephp.orgは停止し、CakePHPに関する全ての活動はgithubとlighthouse上に移ります。この移行には数日かかる予定です。github上のリポジトリのいくつかの履歴は過去に起きたエラーや不規則さを書き直しています。もしあなたがローカルにクローンを作って変更を加えているならrebaseによってこれらの変更を移行するようにしてください。
また今回、2つの新しいプロジェクトをアナウンスしたいと思います。その名は localized と datasources です。Localizedは全ての国々固有の1.3用のバリデータを包括するように設計されています。この記事の執筆時点で13の国が部分的、または完全に実装されています。もしあなたの国がリポジトリに無ければプロジェクトをフォークして、あなたの国を追加した後にプルリクエストを送ってください。
Datasourcesはコミュニティによるデータソースクラスを包括するように設計されています。当初はこのリポジトリは1.3で非推奨または取り除かれたデータソースが含まれています。時間とともにこのデータソースのリポジトリが成長し洗練されていく事を期待しています。またこれらの2つのプロジェクトはCakePHPからは分離した状態のままにします。これによりCakePHP自身に左右されない自由なリリーススケジュールを提供できます。
datasourcesとlocalizedの双方は問題の管理の為にlighthouseのプロジェクトを持っています。[8][9]これらのプラグインに何か問題があればlighthouseに登録してください。またこれらのプロジェクトに関わることに興味があればgithub上でプロジェクトをフォークして、プルリクエストを送ってください。
–翻訳ここまで
これまでCakePHPの本体に貢献する為にはチケットを書いたり、コアチームに入るなどの障壁がありましたがgithubに移行した事でforkしてプルリクエストを送るという簡便な方法で貢献できるようになります。また日本にとってはlocalizedは全力を尽くすべきところでしょうし、まだgithubのアカウントをお持ちでない方は登録して強力に日本からのコードで貢献していけるとハッピーなのではないでしょうか。
Twitterを見ると大量のプルリクエストにさっそくmarkが驚いているようですよ!
CakePHPのオフ会に飛び入り参加した
12月 6, 2009 by yandod · Leave a Comment

アパートの下見をしている途中にiPhoneでTwitterを見ているとNateが気になるつぶやきをしていました。
Heading up to NYC to hang out with @mcurry, @jmcneese & other #CakePHP people. Alcohol to feature prominently.
NateはPrincetonに引っ越したのであまり会う機会がありません。なので行っていい?とDMでやり取りしてみると快くOK。お互い電話番号が変わっていたりしたのでその辺もやりとりしつつ参加してきました。
流れ的には・・・
- ドイツ風ビアガーデン(ブルストうまい!、ビールジョッキが1リットル)

- ビデオゲームバー(ディグダグできる)
- チャイナカラオケバー(そろそろきつい)
- 中華そばや(もう無理、でもうまい)

けっこうなハードスケジュールです。6時スタートのオフ会だったのですが帰宅して着替えてみるとAM3:00。。。
とはいえpseudocoderのmcurryさんやコロラドからやってきた方々など濃いメンツで面白い飲み会でした。CakeMatsuriで作ったステッカーもお配りしてきたので、これを続けていくと思わぬところでステッカーにお目に書かれるかもしれません。
いつもの3倍くらいビールを飲んでしまったので明日は活動できない気がします。。。
candycaneは死んでないよ
12月 1, 2009 by yandod · Leave a Comment
candycaneを開発せずにイベントにばっかり労力を割いていると評判のyandoです。
candycaneのデモサイトにこんなチケットが。
http://my.candycane.jp/issues/show/81
イベントばかりやってないで早く作って下さい(笑)
でも冗談ぽく言ってますがちょっとホントの話で。
candycaneを広める為にPHPに移植したということですが、今の状態だと、本家がいくら更新していても、果たしてcandycaneは更新してくれるのだろうか、という不安がつきまとうようになります。
いくらPHPによる環境面での容易さを主張されたとしても、ちょっと乗り換えに躊躇する気持ちが芽生えてきています。
一人ではどうにもならないというのもあるのですが、地道にやってます。
今回はcroogoのプラグインを流用してインストーラーを実装しました。
今はcakephp本体を同梱していないので、これも次に追加します。
ソースを設置してサイトにアクセスするとまずはdatabaseの設定から始まります。

正しい設定を入力すると次に初期データのロード。

最後にインストーラーを削除して終了。

renameがあるのでまぁ削除しなくても危険は無いかと思いますが、念のため。
あわせてロードマップとトラッカーの管理画面を実装していましたが、まだ進捗率の計算が間違っているようですね。。。


早いもので12月。12月はまさにcandycaneがお店などで売られる季節なのでがんばっていきたいと思っています。
変化の時(Nate AbeleがCakePHPプロジェクトから離脱してLithiumを立ち上げた理由)

photo by gregchiasson
cakephp.jpのフォーラムや一部のユーザの間でも話題になっていますが、4年間にわたってCakeの発展に貢献してきたプロジェクトマネージャのGarrett Woodworth氏とリードデベロッパのNate Abele氏が10/23頃にCakePHPのプロジェクトを去りました。
そして新たに立ち上げられたのがLithiumというそれまでCake3と呼ばれていたフレームワークのプロジェクトです。
色々と憶測を呼んでいましたが、Nate本人がこのあたりの経緯をLithiumのプロジェクトブログで語っています。
またNateの開発に対する姿勢は一般の開発者にとっても刺さる内容と言えると思いますのでCakeに関心がない方にもおすすめできます。
本人の了解の元に日本語訳を作ったのでここに掲載します。
原文
http://rad-dev.org/lithium/wiki/blog/on-transition
On Transition
変化の時
Lithiumの立ち上げから色々と進めたり整えたりしてほぼ2週間が過ぎた。まず最も大事なのは我々はこの大きな成功を助けてくれたみんなに感謝している。我々はわずか10日の間にすさまじい進歩をいくつかのサブプロジェクトとフレームワークを拡張する為のプラグインと素晴らしい小さなアプリケーションの為に成し遂げることが出来た。
二番目にこの混乱に対する説明を述べたい。主要なメンバーはCakePHPのコミュニティから来ているので何か争いが起きたように見えただろう。がっかりさせてすまないが、そんな事は起きていない。年齢に相応しく振る舞い、意見の相違について合意し、別々の道を進む事にした。残念な事に皆はあれこれと言うのが好きなようだ。大きな問題についての事もあれば、小さなこと、たとえば僕らのプロジェクトのサイトの下には”Powered by CakePHP”のバッジがあるじゃないかと。このサイトはCakePHPで作られた”The Chaw”をベースに出来ていて、しっかりと動いている。どうしてこの事を隠さないのかって?Lithiumの起源はCakePHPにあるし、僕らはそれを誇りに思っているからだ。
さらに少数派の声としては、僕らがCakePHPを憎んでいるという的外れの意見を自分自身の為に言うものがいる。しかしGarrettと僕はこの4年間のCakeに対する大きな仕事をとても誇りに思っているし、その経験があるから僕らは今このすばらしい処にいる。僕らのCakePHPへの貢献は明らかで疑いようがない。それならなぜこうなったのかって?すこし尊大な言い方になるが、僕らがCakePHPから去るのは彼らを見限ったという事なのか。
「レボリューショナリー・ロード」という1950年代のコネチカット州の郊外を舞台にした映画が今の状況をうまく説明している。この映画はアメリカからパリに移り住む事を決めた夫婦の物語だ。彼らはコネチカットの郊外にいる今の状況に満足しておらず、なにか別の何かを更に求めようとした。その結果、彼らの隣人たちも同じ疑問にさいなまれる。しかし隣人たちは何かを探したくはなく、夫婦とは違いネガティブな反応を取る。何故彼らは違う何かを求めないのか?
人は変化を嫌う事が多い。そう、先に進む事よりも恐れる事を選ぶ。なぜなら恐れるのは簡単だからだ。特に意志も努力も必要はない。目新しい事ではないが、我々は簡単にそれを忘れてしまう。僕はこんな話を聞いた事がある。もし君が2年前に書いたコードや1年前に書いたコード、あるいは数カ月前に書いたコードを見て少しでもそれを放り出したいと思わなければ君は全く進歩していない。ソフトウェア開発が職人芸だと思う僕らにとってはこれはとても意味深い。
これが僕らがLithiumへ進んだ理由だ。Lithiumは好奇心から出来た小さなスクリプトのつぎはぎとして生まれた。面白い事にこれはPHP5.3だからこそ出来た事だ。これらのスクリプトは小さなスクリプトの集まりとして設計され、実用的な問題を想定している。これはCakePHPの最も良いところでうまくいった点でもある。しかしいくつかまずいところもあり、これを教訓に解決策を探していた。
いくつかの実験の中で我々はいくつかの前提条件に疑問を持った。その時我々はPHP5への移行は簡単だと思っていた。各部分をPHP5のStrictモードに合うようにしていけばうまい具合にいくと。残念だが人生はそう単純ではないのだ。この4年間、我々はPHP4向けにフレームワークを開発しており5.3は対象になっていなかった。これはかなり時代遅れの技術だ。控えめに言っても、PHP4とPHP5.3の変更点はかなり多い。PHP5.3はPHPの開発に新しいパラダイムを呼ぼうとしている。この大きな溝を渡っていくというのは、控えめに言っても挑戦であり、うまくいったとしてもその過程で何かを失う事になる。
時代遅れの技術に対するコーディングの結果としてこの4年間技術的な負債が大きくなってしまった。これを乗り越えるのはかなり大変だ。幸運な事に僕らはコードをとても熟練してエネルギッシュなカナダ人と友人たちに託す事が出来た。一番大事な点は僕らはCakeDCのチームがうまくいくことを願っているし、CakePHPは無くなったりはしない。
僕らにとっては良いけれど、現時点ではLithiumを使ってメジャーなアプリケーションを書くことはお勧めしない。だが僕らはLithiumを皆さんにお見せ出来る事に興奮しているし、あなたにも楽しんでもらいたい。
~ Nate ~
-訳ここまで-
強調は訳者。
Nateの持っているストイックな意志の強さとCakePHPのコミュニティが死んだわけでも感情対立でもない事がわかる文章ではないいでしょうか。
実際にircチャンネルでもそれぞれのデベロッパが相互にログインしている様子を見ますし、LithiumがPHP5.3専用として0から最適化する事に意義を見出している事がよくわかります。
ちなみにLithiumの意味は色々あるそうですが、「最も軽い金属」「cake3 -> 元素番号3 -> li3 -> lithium」などの意味があるそうです。(まだまだある)
2009年CakePHPの一大イベント、CakeMatsuri終了!
11月 3, 2009 by yandod · Leave a Comment

日本におけるCakePHP最大のイベントであるCakeMatsuriが10/30(金)、10/31(土)の二日間に渡って開催されました。皆様のおかげで大変盛況のうちにイベントを追える事ができ、目立った事故などもなくみなさんに楽しい時間を過ごして頂けたのではと思います。
盛りだくさんだった各セッションの内容についてもレポートしたいのですが、今回は全体的なイベントの構成について主催者としての印象を述べてみます。
CakeFestを踏襲

今回のイベントはかなりの部分でCakePHP公式のグローバルなイベントであるCakeFestを参考にしています。具体的にはワークショップ+カンファレンスという日程やサイトそのものの構成などがそれに当たります。使いにくいなどの指摘もあったサイトですが、当初のもくろみとしてはアジアのユーザがコアデベロッパーに会いに来ることが出来るようにというイメージを持っていました。(実際には日本に住んでいる外国の方へのリーチが多かったです)
また海外ゲストをきちんとした形で招待する為の予算や、CakeFestをはじめとした海外のカンファレンスでは一般的なランチ・ディナーなどの提供を行う為に有料イベントにする事もかなり早い段階で決断しました。
実際に「高い!」という声もたくさん頂いたのですが、海外の相場や渡航費、通訳、会場費からすると限界まで安くした形で価格を決定しました。(現在のところスタッフもチケットを買っている状態です。)
結果的にはワークショップの班分けや会場内でのランチ、フリードリンクといったアレンジは来場者同士の交流も図りやすく好評であったと思います。一年に一度あるかないかというイベントで黙って机に座っている時間や、一人でランチを取る時間は「もったいなさすぎる!」という事でスタッフとしても今回のような形式に対しての思いは強く、成功したのはなによりもうれしく思っています。
イベントで大事なのは”Think outside the box”

僕は日本での技術イベントはプレゼンテーションの面白さやトピックの目新しさに注目が集まりがちだと思っていました。現在はプレゼンの資料が後日公開される事も多く、単純な資料の精度で言えば質が高いものを簡単に見る事ができるようになりました。
しかしそのプレゼンテーションを行った人に直接会える機会はそうそうあるものではありません。海外からのゲストがわかりやすい例ですが、日本の方の講演であっても普段はけっして会うことの出来ないような世界に居る人がたくさん居ます。
今回のセッションは講演者のバックボーンがとても幅広く、全てのセッションが想像の範疇だったという人はふつう居ないと思います。(もしいれば、次はセッションのスピーカーをお願いします!)おそらく参加なさった方は「これは試してみたい」というトピックがなにかしらあったと思いますし、印象に残った出会いもあったと思います。
自分の知らない世界で自分が想像もできないような事を考えた人とつながりをもって、その体験が自分を変えていくというのがイベントでしか味わえない価値ではないでしょうか?
基調講演でも触れましたが「自分が意識できていない事を考える」というのはとても難しい事で、誰でも自分の枠の中でしか発想できないのが普通だと思います。そこから抜け出す為には多くの人とのふれあいや礼儀正しさを忘れない事がユーザーにとって大事なのではと思います。
次は・・・?

今回のイベントはスタッフの人数に対して規模がかなり大きく、一旦は燃え尽きている状況です。個人的にはトライしてみたい事はまだありアイデアを温めていきたいと思っています。いずれにせよ皆様には楽しいCakePHPライフと英会話の練習をぬかりなく行って頂ければと思います!
最後になりましたが参加してくださった皆さん、講演者のみなさん、そしてスポンサー企業の皆様、スタッフのみんな、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
ぼくとわたしのCakePHP番外編&日本OSS奨励賞受賞しました
10月 29, 2009 by yandod · Leave a Comment
いよいよ明日にCakeMatsuriが迫ってきてアップアップです。
そんな状況ですがまずCakePHPの活動を通じて日本OSS奨励賞を頂きました。
先ほど表彰式に出席してきましたが、なんだか自分の事でないような気がするというか現実感がまだありません。
それというのも全ては個人の成果ではなく日本のCakePHPのコミュニティのみなさんのお陰ですので、この賞を頂いた事がCakePHPの日本での認知により役立てばそれが最も大事なのかなと感じています。
本当にみなさんいつもありがとうございます。
そして話はかわって「ぼくとわたしのCakePHP」ですが、堂園さんのおかげで明日からのCakeMatsuriのゲストでCakePHPコアデベロッパーの一人のJoel Perrassさんのインタビューに日本語字幕が付きました。
どのようにCakePHPに関わり始めたのか、重要と考えている事などジョエルさんの人となりがわかるとても良い動画なのでぜひともご覧ください。
そしてそしてこのジョエルさんが明日からのCakeMatsuriに参加されるので実際に話かけてみたり、セッションを聞いたりとこの機会をぜひぜひご活用ください!
CakeMatsuriは当日券もございますので、まだご予定がない方で気になる方は是非ともお越しください。
では!
ぼくとわたしのCakePHP
10月 16, 2009 by yandod · Leave a Comment
yandodです。
CakeMatsuriを迎えるにあたってリレー形式でブログを書いてみたら面白いのでは?という話になり先頭を切らせてもらう事になりました。
今回は自分とCakePHPの関わりについて振り返ってみようと思います。
Cakeとの出会い
2005年の終わりごろに「10分で作るCakePHPアプリ」のスクリーンキャストを見たのが最初でした。
当時はMojaviとPEAR_DBを使ったアプリで開発をしておりORマッパなど全く知りませんでした。
例えば当時一緒に仕事をしていたエンジニアに「これからはRoR」ですよと言われて、「えっ、ゲーム?」というマジボケをかましていたりしたので、本当によくわかっていませんでした。
実際、この時点ではスクリーンキャストが重くて最後まで見ておらず、名前を認識した時といっていいと思います。
初めてのプレゼン
実際にCakeを動かすきっかけになったのは第9回PHP勉強会での発表ネタでした。たしか最初はPHP4で$thisを使った時の挙動とかをやろうと思ったのですが、準備が間に合いそうにないので以前みたスクリーンキャストを元に紹介をしてみようというニュアンスで準備をしました。
しかも一回やってみて動きそうだったので、最後までやらずに直接会場でデモをしたという無謀っぷり。発掘したスライドはこれ、スクリーンショットがだいぶ懐かしい。
朧げな記憶をたどると
・使っている人は0
・Cake使いはbakerって言うんだよ
・これでみんなbakerだね!
という落ちでした。
ちなみにPHP勉強会自体のデビュー戦は第8回でその時はWindowsの話をしてふじもとさんにツッコんでもらって大変恐縮した記憶があります。(参加するなら発表するのが前提っていうルールがあったので初参加・初発表)
プレゼンのスタイル自体はたぶん学生時代の教育実習からずっと変わっていないと思っています。
これはこのころを見た人じゃないとわからないですけど。
その後は地道にコントローラー、モデル、ビューなどの解説プレゼンを公開しながら一年ほど過ごしました。
デモの為にいろいろと検証をする中で理解を深めることができたのはCakeがシンプルな構造だったからだと思います。
CakePHPガイドブック出版
プレゼンが一周するくらいから出版についてのお話を頂く事が出てきました、そんな中でイベントでお会いした新原さんやcakephp.jpの堂園さんと相談の上でCakePHPガイドブックの執筆が決まります。
執筆作業は実に根気のいる作業で半年弱の間、土曜日は毎日徹夜をしていた気がします。
プレゼン以上にプレッシャーが大きくサンプルコードの作成などで徹底的にCake付な日々が続きます。
苦労が大きかった分、実際に書籍を手に取った時の解放感はすばらしいものでした!
CakePHPカンファレンス

CakePHPガイドブックをおもちの方はご存じかもしれませんが、冒頭にGarrettからの挨拶が入っています。
これは堂園さんを中心にコンタクトしてもらったのですが、やはりいい本にする為にきちんと公式開発グループとコンタクトを取ろうということになりました。
見本が届いた後にすぐにアメリカのGarrett宛に発送し、喜んでもらえました。
そんな頃に誰かが言ったのが「印税が入ったらGarrettを日本に呼ぼう」というものでした。
Garrettとコンタクトが取れるようになってからはCakePHP勉強会の開催をしつつカンファレンスの開催へと10か月くらいのスパンで突き進みます。
実際に来日したGarrettはとてもフレンドリーで一緒に東京を観光しながらいろいろな話をしました。おそらくこの来日の際にGarrettの人柄に触れた人はかなり多かったと思います。
また開発者の顔と名前が一致するというなかなか無い状況が生まれた時でした。
また僕自身はカンファレンスから一週間後に業務上の都合でアメリカに出張に行きます。
nateとコミュニティとの出会い
出張先がニューヨークと知ったGarrettがリードデベロッパーのNateを紹介してくれました。
このときNateとは2回コーヒーを飲んだり、食事をしたりしたのですが不慣れな英語でも話題が尽きないくらいに話す内容が次から次へと出てきたのを覚えています。
聞きたいこともたくさんありましたし、約2年にわたる出来事や状況なども話したと思います。
Nateと知り合ってからはthechawやcookbookのリポジトリへアクセスできるようにしてもらって国際化対応の修正を入れたり、CakeFestに参加したりという事で実際にCakePHPのコミュニティと関わりを持つきっかけがどんどんと増えていきました。
CakePHP = 言語
ざっと振り返ってみると僕にとってCakePHPはいろいろな人と出会って話すきっかけを作ってくれた「言語」のようなものだと思います。
特に触り始めた当初はPEARのインストールやWindows上でのコマンドラインがおっくうでダブルクリックでできない事はやる気がしないという状態でした。
そんな状態でもスムーズに使うことができたのはCakePHPが誰でもつかえるフレームワークを目指していたおかげだと思います。
また同様に世界中にユーザーがいるということでCakePHPを題材にバングラデシュやベルギー、ノルウェーの人とも話が出来るようになりました。
同じような形で僕自身もいろいろな人に会ってみたいと思いますし、同じような経験を他の人にもしてもらえればきっと世の中が楽しくなるに違いないと考えています。
CakePHPユーザやカナダ、アメリカからお招きする開発チームも参加するCakeMatsuriは参加登録をまだ受け付けています。参加者のみなさんともっと楽しい経験が出来ればと思っていますので、参加をお待ちしております。
CakeMatsuriプレビュー
9月 17, 2009 by yandod · Leave a Comment
CakeMatsuriのチケット販売を間もなく開始します。
プログラム内容は調整中ですが、現時点での内容をお知らせします。
よりよい祭りにする為に要望やアイデアがあればコメントや #cakematsuri 宛につぶやいてみてください。
10/30 ワークショップ
Cake初心者コースとCake中級者コース、英語にコースをグループ分けして実施します。
ユーザ登録の際に登録したレベルを元にグループを編成する予定です。
英語コースについては希望者がどの程度いるかが読めない為、柔軟に実施します。
初心者コース
CakePHPの基礎の理解から始め、twitterやAmazonなどのWEBサービスと連携したアプリケーションをシンプルに実装するまでを扱います。
- ブログチュートリアル(2H)
- モデルの機能の活用
- ヘルパーの機能の活用
- WEBサービスとの連携
中級者コース
CakePHPをより効果的に活用する為のテクニックアジャイルな開発に役立たてるGitの利用方法やユニットテストの方法を取り扱います。
- コアコンポーネントの活用
- コンポーネントの自作
- ビヘイビアの活用
- Gitの利用
- ユニットテストの活用
10/31 カンファレンス
来日したコアチームによるセッションを中心に会場内での昼食、パーティーを通じてCakePHPユーザの輪を広めて楽しめる内容にする予定です。
我こそはといったセッション案をお持ちの方はご連絡ください。またライトニングトーク大会も開催致します!
現在の予定プログラム
- Garrett J Woodworth氏講演
- Graham Weldon氏講演
- Joel Perras氏講演
- ライトニングトーク大会
- その他、企画案も募集!
未経験の方は一人前の初心者に、中級者、上級者の方はさらに広い世界をかいまみる、そんな祭りに出来ればと思います。
ぜひとも参加して頂き、参加者全員で盛り上がっていける時間になるように願っています!
よろしくおねがいします!!
CakeMatsuriの参加登録・チケット販売はもうすぐ!
9月 14, 2009 by yandod · Leave a Comment
PHPカンファレンスと並行して準備を進めていたCakeMatsuriですが、PayPalを利用した登録システムの最終テストをしています。
今回、なるべく利便性のよい会場を確保したり通訳を用意したり、食事を会場内で取れるようにするなどいろいろと費用がかかるので有料のイベントになります。
日本のユーザにとってはあまりなじみのないPayPalによる入金ですが、海外からのユーザや日本にお住いの外国のエンジニアの方などでも扱えるとの事でPayPalを選択しました。
テストが終わり次第、登録を受け付けていきそれに応じてプログラム内容なども変更をしていければと思います。
よろしくお願いいたします。

